側弯症は体幹を構成する脊柱が左右の片側もしくはS字状に弯曲・捻れを起こしている状態です。
当院に側弯症の改善目的でお目にかかることは皆無です。背部痛、腰痛、腰部疲労感などを訴えてお見えになった方の施術過程で側弯を確認することがほとんどです。特に女性の場合は思春期に側弯症が見つかるものの、これといった自覚症状もなく長年過ごされてから、先の症状の改善でお越しになり、「そう言えば、私、側弯症でした。」と申告される方も多いです。
成人の方が側弯症を主訴として医療機関を受診することはほとんどないと思われます。しかしながら思春期を迎えた特に女性では、特発性の側弯症が男性よりも発症しやすいので、この場合は早めに医療機関に相談してください。
健康な成人でも、日常生活における偏った動作、不良姿勢、肉体疲労でも脊柱が側弯することがあります。これらに関して、当院では、その原因となる筋肉や疲労の原因を解消することで側弯状態の緩和を図ります。
背部痛、腰痛、腰部疲労感でお悩みの方、また過去に側弯症(外科的処置をする程でない)を診断された方でこれらの症状お悩みの方は遠慮なくご相談ください。