「肩が痛いんです。五十肩(年齢肩)、肩関節周囲炎かなぁ~」と訴えてお見えになられます。
なかなか医療機関を受診してからお越しになる方は少ないです。
さて診断権を持たない代替医療従事者は何を目安にしているか。
- 夜間痛
- 結帯動作・結髪動作(下図)
- 痛みが発症してからの経過
- 徒手検査(傷めている筋肉の鑑別)
五十肩(年齢肩)であれば発症から2ヶ月は眠れないほどの激しい夜間痛があります。鎮痛剤も効果が出にくいようです。安静を第一にお勧めしております。そして何も処置をしなくとも、およそ1年~1年半で治癒します。
但し、リハビリや手技を受けることで関節の可動域を確保することが重要になります。
「肩が痛い。どうやら五十肩ではなさそうだ。でも気になる。」
そうです。放っておくと五十肩に移行することもあります。
やはりその前に手を打たないといけないと思います。
肩を支える筋肉は、日々の生活で酷使されています。また、偏った使い方で本来のパフォーマンスを発揮できないことや錆びついていることもあります。これらの要因が重なり、正常な関節を形成できずに痛みを発していることがあります。
これらを緩和するためにも当院での施術は有効だと考えております。加えて、過去に五十肩を患ってしまい、その後、腕が挙げ辛くなってしまった方も遠慮なくご相談ください 。
五十肩(年齢肩)以外にも肩関節周囲炎には、
- 腱板炎
- 上腕二頭筋長頭腱炎
- 肩峰下滑液包炎
- 腱板断裂(損傷)
- 骨折・脱臼
- 悪性腫瘍
が原因になり引き起こされる場合があります。
このような疾患の鑑別には医療機関の受診をお勧めしております。診断の結果を踏まえて症状の改善・緩和の方法として施術をご検討いただきたいと考えております。